テレビを見ない生活をして約10年。そんなライフスタイルについて、私が思うこと。

自宅でテレビを見ない生活を続けて、おそらく10年くらい経つだろうか。

この話をすると少し驚かれることが多いが、僕は普段、テレビを全く見ない。

テレビは自宅にあるが、少なくともここ1カ月以上はスイッチを入れていない。

たまにスイッチを入れるのは、壊れていないかを確認する為だ。

他、災害に関することなど、緊急性の高いニュースを観たりするときはテレビをつけたりする。

それ以外は、普段全く見ない。

目次

まずは時間の確保。

テレビを1日2時間、無目的で見ていた場合、年間で約1カ月の時間を無目的にテレビを視聴している計算になる。(!)

それをどうとらえるかは人次第だと思うが、僕の場合は、その時間を読書、音楽鑑賞、映画鑑賞、トレーニング、各種勉強、創作などの時間に割り当てたいと考えたため、テレビを無目的に見る時間を削減した。

特に、読書に時間を避けるようになったのは、自分の中で非常に大きな利益だったと思う。

また、以前は食事の際にテレビをつけていたが、これも止めて、食事の時は落ち着いた音楽を流し、集中して食事を楽しむようにした。

テレビを見ながら食事をしていると、どうしても意識がテレビのほうに向きがちになっていたが、今は食事へ意識を集中して、楽しむようにしている。

と、思われる方がいると思う。

正直にいうと、全く不便さや物足りなさといったものは感じていない。

というのも、ありがたいことに今はネットがあるので、情報収集はパソコン、スマホで出来る。

「必要な情報はこちらから取りに行く」というスタイル。何も不便なことはない。

また、無目的にテレビを見る時間が無くなったので、その分を読書だったり、こうやってブログ書いたりする時間に充てているので、より有益な時間を過ごせていると感じている。

私は現在会社員だが、社会生活を送るうえで、たまにテレビに関する話題についていけないときがあるくらいで、それでも、ものすごく打撃を受けるようなことはなかったし、むしろ本を読んで様々なことに関する知識がついている分、話の幅が拡がったといえる。

僕はテレビの存在を否定しているのではない。

むしろ、情報ツールとして非常に強い影響力をもつツールであることをちゃんと理解している。

ただ、自分の場合、時間の確保を優先するために自分の生活から「無目的にテレビを見る」という時間を削減しただけの話。

それでいて、何か大きなものを失ったかといえばそうではなく、その代わり新しい時間を得たというだけの話だ。

最初は変わり者扱いをされたが、その分、読書・創作等へ活かせる時間を得られたと思うと、変わり者扱いされるくらいの犠牲は、全然大した損失ではなかった。

きっと、この記事を読んでいる読者は、「テレビを見ない生活ってどうなんだろう?」と思って、この記事にたどり着いたんだと思う。

もしそうだとしたら、安心していいと思う。

ネット環境が整っていれば、今の時代、イヤでも情報はあなたの元へ色々と入ってくる。

もし、知人友人などにテレビを見ない生活を送っているといえば、少し変わった目で見られるかもしれないが、そんなものはしばらくすれば慣れる。どうってことない。

もし、こういった生活を不安を感じている場合、僕のことを思い出してみてほしい。

ここに10年以上、テレビを見ない生活を続けている人がいるから。

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この記事を書いた人

「書く」「描く」「撮る」「読む」「観る」が好きな正統派・文化系の会社員。
クリエイターとしての自立を目指して、日々楽しく発信してます。

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